病気は不幸なのか!?『自分をえらんで生まれてきたよ』を読んで激変した価値観
- 2024年1月22日
- コラム
こんにちは!顧問の野田義人です
僕は幼少期から『生きる意味』を探して右往左往してきました。
「なぜ生きているんだろう?」「死ぬって何?」って…。誰に聞いても分からない…💦
そんな問い掛けをしてきたせいなのか!?もっと迷路に迷い込むような出来事が起こりました。
「野田さんには私の気持ちは分からないです。健康な野田さんに、明日死ぬかもしれない私たちの気持ちは分かりますか!?」
…いや…正直、分かりません💦
僕は心の中で呟きました。あぁ…人を癒したいと思っていたのに、全然ダメじゃんって落ち込みました(T ^ T)
循環器小児科の患者さんは、生まれつき循環器系に問題を抱えていて、生きるために手術を繰り返してこられました。いつ亡くなるかも分からない。もしかしたら明日かもしれない。
僕には、そんな方々を癒す力はありませんでした。
振り返ってみると、その当時の僕は「病気の人は可哀想」と思っていたのでしょう。
…うん!?でも待てよ!
本当に「病気は不幸」なのでしょうか!?
頭の中を疑問が渦巻いている時に、ある本と出会いました。
読み終わったら、考え方がひっくり返りましたよー❗️
<僕は病気を選んで生まれてきたよ>
生まれた時から肺が未発達で、さらには不整脈だった理生くん。手術を繰り返し、小学生までに入院は30回以上もあったそうです。
罪悪感を抱くお母さんに、
「病気で生まれてきたから、ぼくはいろいろな体験ができる。ママもいろいろな体験ができる。ママは喜んでいいよ」
と言って、にっこり笑ったそうです。
理生くんは、生まれる前の話や、神さまのことなど不思議な話を沢山したそうです。そして、自身の病気については、
「ぼくは、病気を選んで、生まれてきた。
希望をもって、生まれてきた。
心を感じることで、勇気が出る。それがつまり、希望のことなんだ」
「ぼくが病気で生まれたのは、ずっとずっと、幸せになるためだよ」
「赤ちゃんは、どのお母さんにするか、
どんな体にするか、どんな性格になるか、自分で決めて生まれてくるのが、ふつうだよ」
「赤ちゃんが病気の時は、『苦もあれば、後から楽もある』ということを、神さまが、伝えてくれている。だから、心配しなくていい。だいじょうぶ」
「病気になる理由は、人によってそれぞれ。
でも、ぼくのいまいえる言葉は、
病気は、体を、じょうぶにするためにある、ということ。
病気をすると、新しいことが入って、古いものは飛んでいく。あまり悪い病気だと、治療がたいへんかもしれないけど、大きなことを学んでいるのだと思う」
〜などなど。
ふ、ふかいですね!!!
…と、言っても生まれつき病気の方は、ご家族も含めて沢山のご苦労をされてきたと思います。少しでも苦しみが和らぐよう、関われられたらと思います。
理生くんは、こんな事も言っています。
「みんなが、いのちを助けあう仕事をしている。だから、みんなで、いのちを分けあっているといえる」
ご縁あってこの世で出会う人たちが、助け合って、ひとりひとりが課題を乗り越えて、喜びを満喫して「あー、楽しい人生だった!ありがとう♪」って、この世を去れると良いですよね〜
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。