日中の眠気・倦怠感・いびき…顧問が自宅でできる『睡眠時無呼吸症候群』の簡易検査を受けてみたら!?【ちはるハートクリニック】相模原市
こんにちは!院長(姉)の手下、弟の野田義人です。
最近は、大きないびきをかいたり、起床時が辛かったり、日中の眠気があったり…倦怠感がすごいんです(T ^ T)
姉にこき使われておかしくなっているのか!?(笑)
それとも睡眠の質が悪いのか!?
姉に相談すると、「睡眠時無呼吸症候群の簡易検査があるから受けてみなよ!」と。
…えっ!?僕は、睡眠中に無呼吸になっているのか???
確かに、海で溺れる夢を見て苦しくて起きたこともあったなぁ💦
ということで、『睡眠時無呼吸症候群』を調べてみました。
<睡眠時無呼吸症候群とは!?>
睡眠中に、10秒以上の呼吸停止状態が1時間あたり5回以上、または一晩の睡眠中に30回以上ある場合は、睡眠時無呼吸症候群【Sleep Apnea Syndromes:S A S(サス)】と言います。
十分な睡眠時間があっても熟睡できていないので、寝起きの頭痛・日中の眠気・集中力の低下など、日常生活に様々な支障をきたします。居眠り運転の事故は、睡眠時無呼吸症候群でない方と比べ約7倍多いと言われています。
…マジっすか!?💦確かに、そんな事故のニュースを何度か見たことがあります。
こんな症状がある方は要注意だそうです。
睡眠中
・大きないびきをかく
・呼吸が止まる
・何度も目が覚める
・寝汗をよくかく
・夜間頻尿
起床時
・熟睡感がない
・頭痛
昼間
・運転中に眠くなる
・集中力の低下
・倦怠感 〜など。
心当たりがあるものも💦集中力が低下したり倦怠感があるのは、年齢のせいかと思っていました。
<なぜ無呼吸になるのか!?そのリスクとは?>
無呼吸状態は、舌根などが落ち込んで上気道が閉塞されることで起きます。体格的に肥満(B M I 25以上)の方が多いそうです。
首まわりの脂肪・顎が小さい・舌が大きい・扁桃肥大などでも気道は閉塞され無呼吸状態になるとのこと。
この状態をほったらかしにすると…!?
無呼吸になると酸欠状態になるため、体に大きな負担がかかり、様々な合併症を引き起こす可能性があります。
不整脈・高血圧・心筋梗塞・心不全・脳卒中・糖尿病・認知症・うつ病など
…マジっすか!?^^;
やっぱり酸素って大事なんですね…なんか怖くなってきました。
<簡易検査はすごく簡単だった!>
ということで、自宅で簡単にできる『簡易終夜睡眠ポリグラフィー検査』をやってみることに。
分かりやすい説明書もついていました。
なるほど!まずは上腹部ベルトをつけて、鼻に『鼻カニューレ』という管を入れるんですね〜
えっと…これで良いでしょうか!?
鼻から外れないようにサージカルテープで留め、アゴ部分にあるストッパーで調整します。
…なんだろう…緊張してきた💦
続いては、指に『長時間モニタセンサ』をつけます。
『フィンガーストリップ』という布で巻き固定します。
サージカルテープでケーブルを留め、本体のスイッチを入れます。
完成です!!!
ハンドパワーです✨
…古いですね(笑)49歳なんで!
簡単に付けられましたよ〜
それでは、深夜になったので寝ようと思います💤
生まれて初めての装着キット。こんな状態で寝られるか!?…と思ったら、5分で寝ました(笑)
目覚めたら、本体のスイッチを2秒以上押して終了です。
睡眠時間などの問診票を書いて、検査キットと共に送付します。
果たしてどんな結果になったのでしょうか?ドキドキ…
<えっ!?意外な結果に…>
約2週間後に解析結果が届きました!
※検査器機の予約状況によって、結果提出が早まったり遅くなったりする場合があるそうです。
開けるの怖いなぁ…
でも、勇気を持って開いてみると、
おーーー!!!
A判定ですって(^_^)v
『正常範囲内 今回の検査では特に異常な所見は認められませんでした』✨
REI(1時間当たりの無呼吸・低呼吸イベントの回数)2.1回、
ODI(1時間当たりの血液中の酸素の量(SpO2)が3%以上下がった回数)2.1回でした。
仰向けで寝ている時のR E Iは2.7回/h、横向きは1.4回/hでした。仰向けの時の方が無呼吸状態が多いんですね💦勉強になります!
ちなみに、R D I(呼吸障害指数)とR E Iの数値によって判定基準が変わります。
B判定(5〜15未満)…軽度の睡眠時無呼吸の可能性があります。
C判定(15〜30未満)…中等度の睡眠時無呼吸の可能性があります。
D判定(30以上)…重度の睡眠時無呼吸の可能性があります。但し、40以上はすぐ治療。
検査結果を見て安心しました〜睡眠時の無呼吸はありませんでした^^
…だとしたら僕の倦怠感はどっから来ているのでしょうか!?
やっぱり、姉にこき使われているせいでしょうか(笑)
<睡眠時無呼吸症候群の疑いがあった場合は!?>
CやD判定だった場合、精密検査を行います。
精密検査では脳波なども診ることで、呼吸の状態、睡眠の質を詳しく調べていきます。
こちらは、自宅でできる精密検査です。
1泊入院して行う場合もあります。
<どんな治療方法があるのか!?>
気になるのは治療法ですね。
C P A P(シーパップ)療法
鼻にマスクをつけて空気を送り込み、その圧力で上気道が塞がらないようにします。
歯科装具(マウスピース)
下顎を前に出して上気道を確保します。
その他
・痩せることで無呼吸が軽減する場合があるので、日常生活の改善。
・仰向け時は無呼吸状態が多くなるため、寝る姿勢の工夫。
・手術 〜など。
簡易検査を通して『睡眠時無呼吸症候群』を学んできましたが…かなり奥深いですね。元気に楽しく暮らすためには睡眠が大切だと改めて感じましたし、無呼吸の怖さも知りました。
気になる方がいらっしゃいましたら、ちーたん先生にご相談くださいね〜。※検査会社は数社あります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。