禁煙外来はじめました。【ちはるハートクリニック】(神奈川県相模原市)
こんにちは!『ちはるハートクリニック』顧問の野田義人です。
特定健診・がん健診に続いて、『禁煙外来』をはじめました。【要予約】
<そもそも禁煙治療って!?>
僕もよく分からなかったので、勉強してみました。
◉喫煙を「ニコチン依存症」という病気とみなし、必要な治療によって禁煙しやすくすること。
◉呼気一酸化炭素濃度測定、禁煙開始・継続のためのアドバイス、禁煙補助薬の処方などを行う。
◉厚生労働省の定めた基準と日程に従えば、健康保険が使える。
◉禁煙補助薬(ニコチンパッチ)も健康保険で処方することができる。
<厚生労働省が定める保険診療の基準とは?>
以下の条件を全て満たす方のみ保険適用になります。
◉厚生労働省が定めた質問表によって「ニコチン依存症」と判断されること。
◉これまでの積算喫煙量(1日の本数✖喫煙年数)が200以上。
◉即座に禁煙する気持ちが固まっていること。
◉禁煙できてもできなくても、必ずスケジュール通りに最終回まで通院することを誓約できること。
◉1年以内に保険診療での禁煙治療(初回)を受けていないこと。
〜など。
<ニコチンパッチ>
禁煙補助薬として使用するのは、貼り薬の「ニコチンパッチ」です。ニコチン離脱症状を和らげることで禁煙しやすくなるとのことです。
ニコチンパッチとタバコでは、脳に対するニコチンの影響が全く違うそうです。
・ニコチン依存症は、ニコチンが体に急激に入ることによって起こる。
・ニコチンパッチは、ニコチンが入っていく速度が遅く、依存症を起こさない(離脱症状を和らげる効果だけがある)
しかし、パッチを貼りながらタバコを吸ってしまうと…
ニコチン濃度が高まりすぎて危険!
そして、高い濃度に慣れ、その後のパッチの効き目が弱くなってしまう…とのこと。
(出典:『ミニマム禁煙医療 第1巻 禁煙外来を開設しよう!』 より)
詳細は、院長や看護師からお伝え致します!
禁煙すると、イライラ感など離脱症状が起こる時もあります。そんな自分を許しながらも、一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。