移住先で感動した諏訪中央病院の試み♪長寿の秘訣とは!?【ちはるハートクリニック】
こんにちは〜顧問の野田義人です。
僕は長野県茅野市と、クリニックがある相模原市の2拠点生活をしています。
茅野市には、地域医療で有名な鎌田實先生が長年関わられている『諏訪中央病院』があります。
僕が驚いたのは、多くの地域の方たちがボランティアとして病院をサポートされていたことです。外来受付で院内を案内する『ロビー・ボランティア』や、庭園をつくる『グリーン・ボランティア』など。病院から頼んだ訳ではなく、地域の方々が協力し合いながら構築したそうです。
そのような応援される病院をつくられたのが鎌田實先生です。すごい!
<入院患者さんが、自由に庭の花を切って部屋に飾れる>
僕が茅野市(ちのし)地域おこし協力隊員だった頃、グリーン・ボランティアのお手伝いに行ったことがあります。
雑草を抜いたり、かなりの重労働でした^^;
花の苗は、ボランティアさんがバザーで資金をつくり購入したそうです。
入院患者さんは自由に散策し、気に入った花があれば切って病室に飾っても良いそうです。ステキな仕組みですね〜心が温かくなります♪
<地域との絆を強めた“ほろ酔い座談会”>
長野県は長寿日本一です。
鎌田先生の長年に渡る地域の皆さんとの交流も、大きく影響しているのではないかと思います。
長野県は農閑期が長く、昔から漬物などの保存食で冬を乗り切ってきました。保存食は塩分が濃いものも多く、健康を害する患者さんを見た鎌田先生は、減塩と野菜の摂取を勧める活動をされてきました。
鎌田先生のトークは、自虐ネタを入れたり、市民をイジったり…まるで、綾小路きみまろのような上手さでした(笑)見習いたい!
先生曰く、長寿の秘訣は、
⭐️生きがい!(長野県では、高齢になっても畑をやる人が多い)
⭐️日々笑う
⭐️寒天などの食文化
⭐️エゴマ油
〜など。
あと、患者さんには、なるべく地域のコミュニティーに入って貰うそうです。人と人との触れ合いで良くなっていくケースもあるとか。深いなぁ〜!勉強になりますm(_ _)m
<体が不自由でも人生を楽しもう!鎌田先生と、画家・原田泰治さんの『らくらく入店の会』>
当院のロゴをつくってくださった画家・故 原田泰治さんと鎌田先生は仲が良く、諏訪エリアで『らくらく入店の会』を立ち上げられました。
車椅子など障がいを持った方も楽しめるまちを目指しています。
鎌田先生の少しでも地域を良くしたいという想いに、いつも感動しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
※クリニックのロゴの話はこちら。『画家 原田泰治さんに制作して頂きました!』